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耐糖能障害・糖尿病の診断と治療

血糖値(血液中のブドウ糖濃度)が高い状態を耐糖能障害および糖尿病といいます。採血でHbA1cの値が6.0から6.4の方を耐糖能障害:軽度血糖値上昇、HbA1cの値が6.5以上あるいは血糖値が200mg/dl以上の方を糖尿病とは、診断します。

糖尿病には「インスリン依存型(I型)糖尿病」と「インスリン非依存型(II型)糖尿病」の2つのタイプがあります。
「インスリン依存型(I型)糖尿病」は、ウイルス感染や自己免疫により膵臓が破壊されておきる糖尿病です。全体の5%の方が、こちらのタイプの糖尿病です。
「インスリン非依存型(II型)糖尿病」は、ご家族の方に糖尿病と診断されている方がいる場合、遺伝的要因および子供の頃から食生活習慣、食べ過ぎ、運動不足、ストレスが加わって発症する糖尿病です。95%の糖尿病がこのタイプです。

糖尿病は血管が病気になることによって全身に深刻な合併症(神経障害、網膜症、腎症、動脈硬化症など)を引き起こし、脳梗塞、心筋梗塞、足の血行不良・壊疽に至る危険な病気です。定期的な健康診断とより早期からの治療が必要です。

当院の治療について

当院では、運動および食事療法の指導、内服薬および外来でのインスリン注射導入などの薬物療法を行っています。

HbA1cが8.0以上の患者様に対しては、運動・食事療法の指導と安全な内服およびインスリン注射の導入を考慮して、10日間程度の教育入院をお勧めしております。

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